【暴力弁護士】パキスタンで医師の中傷に腹を立てた弁護士200人が病院を襲撃!患者3名が死亡

事件

大量の弁護士が病院を襲い医師が脱出!

12月11日、パキスタン北部のパンジャブ州ラホールにて、徒党を組んだ200人の弁護士が病院を襲撃し、医師らが暴行を受ける事件が発生した。

これにより医師が避難し、治療を必要としていた心臓病の患者をはじめとする3名が死亡。仲裁にやってきた州の情報相も暴行を受けた。

襲撃を受けたのは、ラホール市内にある循環器病院、「パンジャブ心臓疾患研究所」。

事件当日、黒いスーツを身にまとった弁護士らが押し寄せ、スタッフへ暴行を働き、刃物を持ち出して備品を破壊しはじめた。被害は来院者や患者らにも広がり、駐車場の車も大きく損傷したという。

また、テレビの中継には拳銃を持ち出すシーンも映し出されていた。

当時襲撃に混じっていた弁護士の一人によると、この襲撃の理由は、病院による中傷

11月に弁護士らは病院に優遇措置を求めたと言うが、スタッフと医師らはこれを拒否。さらに、医師たちは弁護士をからかうような動画をネット上に投稿していたとし、弁護士らはこれに腹を立てたと見られている。

この影響で、医師らが逃げ惑い治療をできなくなったため、心臓病を患った高齢の女性が死亡。ほか2名の患者も命を落としたという。

地元当局の声明では、最終的に80名の弁護士が逮捕され、首相のイムラン・カーン氏も事態の究明を急ぐよう命じた。

その後、12月の第2週にも弁護士らはストライキを行い、現在でも事件の発端となった医師を逮捕するよう警察に求めている。

地元メディアの取材に対し、被害にあった病院で働く医師のラシッド氏は、「弁護士は患者に安心を与える存在のはずなのに・・・こんな日が来ると誰が想像したでしょう。」と胸中を明かした。

参照元:YoutubeNY Times

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