エレベーターではペットは必ず抱いて
ペット可のマンションも増えてきたことから、エレベーターを使って散歩に行くオーナーも多いだろう。だが、今回のような事故にはくれぐれも気をつけてほしい。
12月5日、アメリカ・テキサス州にあるマンションのエレベーター前で、女性の飼育する犬が宙吊りになりかけ、男性が急遽助けるという出来事があった。
この時監視カメラが捉えていた映像が大きく拡散され、飼い主の女性はネット上で大きく批判されている。
拡散のきっかけとなったのは、ツイッター上に投稿された上の動画である。
女性が散歩に行こうとしていたのか、小さなポメラニアンを引き連れてエレベーターホールへやってきた。
同時に、男性がエレベーターから降りてきて、可愛らしい犬に注目していた。
しかし次の瞬間、女性はエレベーターに乗るが、犬に気付かないまま扉が閉まってしまった。ドアが閉まった途端に女性が叫ぶと、それに気づいた男性がすぐさま子犬のリードを掴み、必死に外そうとする。
寸前のところで外すことに成功し、犬はことなきをえた。
リードがこのまま引っ張られていたら、犬の命は危なかっただろう。
この動画が拡散されると、ヒーローはジョニー・マティスさん(27)という男性であることが発覚。
賞賛する声が多数寄せられており、「あなたはヒーローだ」「あなたにいいことがありますように」「素晴らしい機転だ」といったコメントが殺到していた。
一方で、飼い主の女性には大きな批判が集まっており、「無責任な飼い主」「犬を取り上げろ」といった厳しい声が相次いでいる。
だがマティスさんは女性を擁護する姿勢をとっており、「エレベーターにはすでに別の男性が乗っており、上の階に上昇し始めていました。」と説明している。
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このような事故は、ペットだけではなく、小さな子供がいる家庭でも起きやすい。
今回のようにエレベーターを乗る時は、先に乗せるか、抱きあげて乗っていただきたい。あなたの少しの気遣いで、悲しい事故が防げるのである。