車内がなんか臭う…、そんな時に大活躍してくれるのは「消臭スプレー」ではないだろうか。プシューっとひと吹きすればそれだけでいい匂いになる便利な代物で、多くの人が使っているはず。
だが、そんな消臭スプレーを車内で使用した後、あることが引き金となり車が大爆発を起こしてしまったという。
消臭スプレーをかけタバコに火をつけたら…
A driver accidentally blew up his car when he lit a cigarette after spraying "an excessive amount" of air freshener inside, officials said. DETAILS: https://t.co/A779hELJ2y
— FOX 11 Los Angeles (@FOXLA) 2019年12月17日
12月14日、英ウエストヨークシャー州ハリファックスで、車内の臭いが気になった男性が大量の消臭スプレーを振りかけたという。そして、車内に臭いを定着させるため約10分間窓を締め切って密室にした。
その後、窓を開け車を走行させた男性だったが寒くなったのだろうか。再び窓を閉めタバコに火をつけた瞬間、車は爆発してしまったのだ。
ガスの充満した密室での火の扱いに注意
爆発音が響きわたり、その振動で周囲の建物の窓ガラスなども音を立てるほどその衝撃は凄まじかったようだが、男性は奇跡的に軽症ですんだという。
捜査に当たった当局は、「もっと大きな被害が出てもおかしくないケースでした。スプレーの使用とその後の火の使用には十分に気を付けてください」と注意喚起を促している。
大量のガスを使用したこと、そして十分な換気がされていない密室で火を使用したことが今回の爆発の原因なのだが、これはとても他人事ではない。冬になり密室で火を使うことも増える季節、十分に気をつけたいものだ。