edamame.読者の皆さん、素敵なクリスマスを過ごされたでしょうか。サンタクロースからプレゼントをもらった人ももらえなかった人もいるかもしれないが、海外で最高のプレゼントをもらった少年の話が話題となっているのでお届けしよう。
行方不明になったはずの愛犬が…
リカタ家で飼われていたパグの”パイパー”(2)が行方不明になったのは昨年の11月18日のこと。母親エリザベスさんがトイレのため屋外へ放したのだが、その後パイパーが自宅に戻ることはなかったという。
パイパーはリカタ家の長男カーター君が懇願して12歳の誕生日にプレゼントされた犬で、以後カーター君とパイパーは親友のようにいつも側にいたのだった。そんな親友であり弟のような存在の愛犬を失った悲しみは大きくカーター君はすっかり塞ぎ込んでいたというが、12月上旬の放課後、彼を学校まで迎えに来たエリザベスさんの車の中にいたのは、もう二度と会えないと思っていたパイパーだったのだ。
this boy got the best surprise when his dog piper, who had been missing for two weeks was there to greet him after school
(April Elizabeth Licata FB) pic.twitter.com/C7VXWCINDL— Humor And Animals (@humorandanimals) 2019年12月16日
パイパーの姿を見ると一瞬時が止まり、まるで信じられないという表情を見せている。そして、約2週間ぶりにカーター君とパイパーの奇跡の再会が果たされたのである。
動物シェルターで保護されたパイパー
パイパーが行方不明になった後、SNSや地域のコミュニケーショングループを使って情報提供を呼びかけていたリカタ家だったが、手がかりになるような情報は得られなかったという。
誰もが諦めかけていたそんな時、エリザベスさんが地域の動物シェルターから連絡を受けた。その内容は、匿名の人物に連れられてきたパイパーがシェルターで保護されているというものだった。
連絡を受けた当時、カーター君は不在だったためエリザベスさんはこの再会をさらに特別なものにしようと考えたという。そして、パイパーにプレゼント用のリボンを付け、共にカーター君を学校まで迎えに行ったのである。
クリスマス直前に最高のプレゼントをもらったカーター君は、捜索に協力してくれた人々に感謝するとともに二度とパイパーを離さないと誓ったとのこと。一緒に過ごしたクリスマスは格別なものだったに違いない。