選手にタックルしたのは…
1月18日に米ノースカロライナ州で開催されていた高校レスリング大会の試合中に事件は起きた。
サウスイーストギルフォード高校の選手がヒッコリーリッジ高校の選手を持ち上げて頭からマットの上に落としたのだが、次の瞬間、男が乱入してきた。そして、サウスイーストギルフォード高校の選手に全力でタックルを仕掛けたのだ。
実はこの男性、頭からマットの上に落とされた選手の父親だったのである。
息子の敵討ちをした父親が暴行罪で起訴
この頭から落とすという行為は違反しており、レフェリーも手を挙げているのがおわかりいただけるだろう。
だが「よくも俺の息子にそんなことをしてくれたな!」と腹の虫がおさまらなかったのは同選手の父親バリー・リー・ジョーンズさんだ。息子を思う気持ちはわかるが、ジョーンズさんの行動も立派なルール違反であることに変わりはない。
そして、駆けつけたカナポリス警察により、ジョーンズさんは暴行罪で起訴されることとなった。
今回の件で負傷した選手はいなかったというが、ヒッコリーリッジレスリングチームはFacebookでサウスイーストギルフォード高校の選手と管理者に謝罪した。そして、この親の行き過ぎた行動についてショックを受けていると述べた。
感情的になり頑張っていた息子の顔に泥を塗ってしまったお父さん、応援の仕方は他にもあるはずですよ。
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