亡き父から最期のプレゼント
自分がこの世を去る前に子供にしてやれることはないだろうか、親ならそんなことを考える人は多いだろう。
米ミシガン州に住むジョー・カバルスキスさんも例外ではない。彼は9年間にも及ぶ多発性骨髄腫という血液のガンの闘病の末、1月8日にこの世を去った。自らの死期を悟っていたのか、亡くなる前には妻のメラニーさんに息子のローガン君の13歳の誕生日に贈りたい”あるプレゼント”をお願いしていたようだ。
それがこちらである。
大好きだった父親の死から5日後、何にも知らないローガン君は可愛い子犬を手渡され少し表情がほころぶもまだ憔悴しきっている様子が伺える。だが、それが父親からの最期の誕生日プレゼントだと知り、涙がこらえきれなくなるのだ。
犬を飼うことを諦めていた息子へ
ボストンテリアを腕に抱き父親の愛情や思いを噛みしめる様子は、多くの人の胸を打ち感動を呼んでいる。
実は幼い頃から犬を飼いたがっていたローガン君だったが、ジョーさんが極度の犬アレルギーのためその願いは叶わなかった。その代わりに、ローガン君はボストンテリアの犬のぬいぐるみを大事にしていたという。
動画の中でも「本当に?」と聞き返すローガン君は、父親が遺してくれた最高のプレゼントに嬉しさを隠せない。そして、最愛の人を失い、今は悲しみの中にいる一家だが、このプレゼントがまた家庭に笑いや幸せを運んでくれることだろう。
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