【感動】闘病中の女性が治療を終えたことを12人のフォロワーに伝えた投稿に3万人以上が反応!

カルチャー

12人のフォロワーに向けた投稿

匿名で投稿やコメントができるSNSは使い方によっては賛否が問われるだろう。だが、イギリスで小学校教師として勤務するケイティさんは、ある投稿をきっかけにSNSの素晴らしさを改めて知ったという。

1月30日、乳ガンの闘病中だったケイティさんは最後の化学療法の日に治療を終えたことをフォロワーに伝えるため、自身のTwitterにこんな投稿をした。

私はあまりツイートをしません。フォロワーも12人だけです。でも今日は化学療法最後の日なのでみんなに伝えたいのです(少なくとも12人のみんなにね)。

だが、彼女のこのツイートに多くの人が反応し、この投稿から5日後には12人だったフォロワーが33,000人を超えたのである。

本来のSNSの使い方に感動

治療を乗り越えたケイティさんへの労いの声や励ましの声、また同じように闘病中の人たちからは勇気がもらえたとのメッセージが寄せられた。

これに驚いたのはケイティさんだ。12人に伝えたいがために投稿したにもかかわらず、世界中の見ず知らずの人たちから心温まるコメントが寄せられたのだから当然だろう。

近年、SNS上での悪質なコメントや誹謗中傷などを目にする機会が増え、心を痛める人も多いのではないだろうか。だが、今回のような使い方こそがSNS本来のものであり、他者を傷つけるのではなく寄り添ってあげるために活用されるものだろう。こういった例が増えれば、SNSに対する見方も変わってくるに違いない。

2児の母でもあるケイティさんは、今回の感動的な出来事を踏まえた上で、日頃から学校の生徒たちにこう伝えているという。

大きな声で言えないことはオンラインに書いてはいけません。文字は永遠に残ってしまいます。すべての大人にもこのメッセージを共有してもらい、より良い次世代を作っていきたいですね。

参照元:Twitter

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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