クレーンゲームの景品が様変わり
新型肺炎の影響で、各地のドラッグストアには毎朝のように行列ができている。マスクやトイレットペーパー、消毒液などが品薄となっているため、商品を求める人たちが開店前から並んでいるからだ。
日本ではトイレットペーパー不足はデマだとされ、最近は手に入るようになってきたところも多い。だが、海外では1、2週間前の日本のようにマスク、トイレットペーパー、そして消毒液の買い占めが至るところで起きているのだ。
そんな中、英デボン州にあるゲームセンターのオーナー、ロブさん(48)がこんな戦略を打ち出し話題になっている。
なんと、クレーンゲームの景品を消毒液やトイレットペーパーに交換したのだ。
こんなときだからこそ楽しんで
通常なら、ぬいぐるみやフィギュアなどが並ぶのだが、そこにあるのは今市民たちが最も必要としている物品である。その意図として、ロブさんはこう話す。
市民の皆さんは買い占めパニックに陥っているけど、こんなときだからこそ楽しんでほしいのです。
彼の目論見通り、この斬新なアイデアは話題となり「このアイデアはウイルス並みに拡散した」「面白いマーケティング」「休暇に出かけられないからこのゲーセンに行きたい」と大好評となっている。
このアイデアは、老若男女に平等とは言い難いかもしれない。しかし、この大変な時期に1人でも多くの人を笑顔にするユーモアを持つことはとても素敵なことのように思える。
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