【要請って意味ねえ!】14日間自主隔離させるためインド空港検疫所が消えないスタンプ導入するも玉砕!

カルチャー

海外からの帰国者への「要請」が甘い

今、日本で爆発的に新型コロナウイルスの感染が増えている背景には、海外からの帰国者たちの存在がある。特に卒業旅行などで欧米へ渡航していた若者たちが続々と日本に帰国しているのだが、空港検疫所で彼らに課せられるのは「自主隔離」だ。

だが、それはあくまでも要請であり、検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機をお願いするという程度だ。当然ながら公共交通機関を使わず、自家用車等で帰宅することが前提となっているが、これは全て強制できるものではない。

「自分だけなら大丈夫」「ちょっとだけ」といった甘い考えの帰国者が不特定多数の人と接触をすることで、感染者数が拡大してしまっているのだ。

手の甲に消えない「自主隔離」スタンプ

もっと厳しく取り締まることができないのか、世間から厳しい声が多く挙がっているのは皆さんご存知のことだろう。

そんななか、インドの空港検疫所では「自主隔離」を促すためこのようなスタンプを押しているという。

“HOME QUARANTINED「自主(自宅)隔離」”

このインクはちょっとやそっとのことでは落ちないため、さすがに左手の甲にこのスタンプを押されているのに外出することは世間の目が気になるはず。

そう思ったのだが現実は違った。

周囲に感染者を出さないための自主隔離

残念なことに、数日後には写真(左)の男性のように手袋でスタンプを隠し、電車に乗って移動する帰国者たち15名が鉄道警備員によって拘束されたというのだ。

結局、「要請」には意味がないのか…。

自主隔離は自分のためではなく、周囲に感染者を増やさないための措置である。他人のことを考えられる人ならば、自主隔離をするのは当然のことだろう。

この消えないスタンプ、手の甲ではなく隠すことのできない顔に押したならば自主隔離に効果的かもしれない。国によっては自主隔離を監視するためGPSを導入したりしているが、日本でも「要請」の甘さについてより深刻に考えるべきではないだろうか。

参照元:TwitterIndiatoday

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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