【現代のシンデレラ】物乞いとして生きていたフィリピンの少女、その美貌からモデルに

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物乞いの少女がスターダムを駆け上がる!

今から四年前、フィリピンのネット界隈で、ある物乞いの少女が大きな注目を集めた。

これらの写真にうつるのは、ある写真家がフィリピンのルクバンという街で撮影したもの。その整った目鼻立ちから、フィリピンのネット上で大きく話題になった。

許可を取らずに撮影していた疑惑も上がっていたことから、中には「盗撮だ」という批判もあったようだが・・・四年がたった今、この画像がきっかけでモデルとして大きな成長を遂げたのである。

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彼女の本名はリタ・ガビオラ。現在17歳の現役モデルである。

インスタグラムのフォロワーは現在12万人を超えており、国内外から大きな人気が集まっている。

のちのインタビューによると、物乞いの時の写真が取られたのは13歳の頃。当時、廃品回収業で働く父親と、5人の兄弟と共に暮らしており、忙しく働く父の代わりに家族の面倒を見ていたという。

兄弟は学校にも行けず、食事を買うお金もなかったため、物乞いをせざるを得なかったという。だが、フィリピンの写真家トファー・クイント・バルゴスが、立ち寄ったお祭りで彼女を撮影しネットに投稿。

するとその美貌から瞬く間に拡散され、「Badjao Girl(バジャウ族の女の子)」というニックネームで愛されるように。バジャウ族はセブ島に住む「海の遊牧民」という別名があるが、近年の魚の乱獲や差別により根深い貧困問題を抱えていることで知られている。

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やがて彼女の写真はフィリピントップクラスのモデルの目にも止まることになり、貧困層への支援も呼びかけられ始めた。彼女の存在は、一気に大きな影響力を持つことになったのである。

その後、13歳でありながら、様々なテレビシリーズにも登場していくうちにモデルのオファーも受けることに。彼女のファンが増えていくにつれ、家族を経済的に助けたいという声が続出したという。

彼女の存在は人々を魅了するだけでなく、貧困問題について考えさせる機会を与えた。これからも多くの命が救われることだろう。まるで現代のシンデレラである。

 

参照元:InstagramFacebookOddity Central

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