元妻との性生活を暴露し身体を侮辱
4月13日、インドネシアのジャカルタでひらかれた電話会議の裁判で、俳優ガリー・ジナンジャーに懲役2年4ヶ月の刑が言い渡されたと、地元メディア「ココナッツジャカルタ」が報じた。
また同時に、彼が”問題となった発言”をしたYouTubeチャンネルのホスト二人にもそれぞれ1年4ヶ月と1年8ヶ月の懲役刑が確定したというのだが、一体何があったというのか。
事の発端は、2019年6月にガリーが今回実刑判決を受けた二人のYouTubeチャンネルに出演したことにある。
ゲストとして出演した彼は、そこで女優であり元妻のファイルーズ・A・ラフィークとの性生活を暴露し、挙げ句の果てには「彼女の性器は塩漬けした魚の臭い」だと揶揄したのだ。そして、その発言を聞いたホストの二人も大笑いをしていたという。
元妻を侮辱した最低男に懲役2年4ヶ月の刑
当然ながらこれに怒りを隠しきれなかったのは元妻だ。
ガリーとファイルーズは2015年に離婚をしていたものの、元夫からのとんでもない暴露で辱めを受け侮辱されたことを見過ごすことはできず、ガリーとこの番組を仕立て上げたホスト二人を相手取り裁判を起こしたのである。
当時の動画は一旦削除されたものの、再びコンテンツに上がりその視聴回数はすでに360万回を超えているという。それだけ国内では注目を浴びていた裁判だったのだろう。
それから9ヶ月、名誉毀損罪で実刑判決を受けたガリーだが元妻をこのような形で攻撃するなんて最低な男である。2017年に再婚し、現在は素敵なパートナーと幸せな家庭を築いているというファイルーズは、今回の裁判の結果を受けインスタグラムで感謝の意を表明している。