肺炎にかかりたくないがあまりに舌を切る?
新型肺炎の感染拡大のせいか、便器やドアノブを舐める若者や、わざと感染しようとパーティーを開くなど、奇行に走る人々が次々と飛び出している。
そんな中、遠く離れたインドでも、驚異の奇行に走った青年が現れた。
報じられているのは、ビベク・シャルマさん(24)という石工の男性。彼はなんと、新型肺炎を止めたいあまり自分の舌を切り落としたというのだ。
彼はグジャラート州スイガムにあるヒンドゥー教の寺院で働いているというが、ロックダウンの影響で、マデイラ・プラデーシュ州の地元に帰れずひどくストレスが溜まっていたという。
異変が発覚したのは、4月の第3週のこと。彼の同僚たちが休日に電話で買い物に誘ったというが、明らかに別人が電話にでたという。するのその声の主は、「男性が寺院の近くで舌を切り、意識を失って倒れている」と明かしたのである。
ビベクさんはスイガム市内にあるナデーシュワリ寺院で、切り落とした舌を手に倒れている状態で発見され、すぐさま病院へ運ばれた。
医師らは舌を再建できるよう努力したというが、再び喋れるようになったかは報じられていない。
印紙「The times of india」の報道によると、彼は警察に「自分の舌を女神カーリーに捧げ、コロナウイルスの感染拡大を止めてもらおうと思った」と話していたという。そして、情勢が安定し実家に戻れるよう願っていたそう。
同じ寺院で働く彼の同僚は、「彼を発見した当時、女神カーリーの名前をひたすらに唱えていた」と明かしている。