5歳児がランボルギーニを買いに行く!?
5月4日、米ユタ州の高速道路を時速約48キロで走行しているSUV車があった。当初、飲酒運転の疑いや体調不良などが運転手にあるのかと思いパトロール中の警察官が車両を止めたのだが、車の中にいたのは、なんと5歳の少年だったという。
One of our Troopers in Weber Co. initiated a traffic stop on what he thought was an impaired driver. Turns out it was this young man, age 5, somehow made his way up onto the freeway in his parents' car. Made it from 17th and Lincoln in Ogden down to the 25th St off-ramp SB I-15. pic.twitter.com/3aF1g22jRB
— Utah Highway Patrol (@UTHighwayPatrol) 4 de mayo de 2020
少年は母親に高級車ランボルギーニを買って欲しいとお願いしたが、当然ながらそのお願いは却下されてしまったという。
そこで、16歳の姉と留守番をしていたその隙に、自家用車を運転しランボルギーニが売っているであろうカリフォルニア州を目指したのだという。ちなみに少年が握りしめていたのは、3ドルだった。
報道後、ランボルギーニに乗車させてもらう
こちらが少年が運転していたとみられるSUV車である。
少年の両親によると、彼はこれまでに一度も運転をしたことがなく、どのようにして車を動かす事が出来たのか驚いているという。自宅を出て約3キロのところで警察に見つかったが、事故が起きなかったのは不幸中の幸いであった。
ランボルギーニに憧れた少年の夢は叶わなかったが、この事件が報道されると嬉しい出来事が起きたという。
地元実業家の男性から、「所有するランボルギーニに乗せてあげよう」という申し出があったのだ。もちろん運転させてもらうことはできなかったが、少年にとっては夢のような出来事だったに違いない。
子供の行動力には驚かされるが、少年が成長し、いつかランボルギーニを所有できる日にはまた大きなニュースとなることだろう。