【悲劇】ロックダウン解除のお祝いに記念撮影をしていた女性が崖から転落死

事件

ロックダウンを終えた喜びの中で・・・

新型コロナウイルスの感染拡大のピークを超えた今、世界各地で自粛緩和が少しずつ始まっている。

そのうちの一つ、トルコ南西部アンタルヤ県でもロックダウンが解除された。これを祝して、ある女性が市内の公園にハイキングへ向かったというが、足を踏み外してしまい亡くなってしまったことが報じられた。

亡くなったのは、カザフスタン出身で観光業界で働く女性、オレシア・サスピティーナさん(31)。

4月27日月曜日、彼女はロックダウン解除の記念に、アンタルヤ市内にあるデューデン公園に友人らとハイキングに訪れていた。(トルコは、週末だけのロックダウンや夜間外出禁止令をしている。)

公園には広大な自然が広がっており、切り立った崖からは地中海を望める。中でも、”デューデンの滝”という観光名所は世界的に有名だ。

サスピティーナさんはここで記念撮影をしていたというが、足を滑らせ35メートルもの高さから転落。その後捜索が行われ、4月27日に、水上警察によって遺体となって発見された。

フェイスブックページを見ると、過去にもデューデン公園を訪れていた写真もあることから、行き慣れている場所であることがうかがえる。

しかし、当時同行していたカマロワ氏という女性が「私たちは夕方に公園に来ていて、お酒を飲んだ状態でした。動画を撮影しながらおしゃべりしていましたが、オレシアが写真を撮って欲しいと頼んできました。」と語っていることから、酩酊状態だったことがわかる。

なお地元メディア「News1」によると、インタビューに答えたカマロワ氏は、危険な場所であるにも関わらず注意を怠ったとして起訴されている。

彼女が亡くなった日は、ロックダウンが解除され、通常の仕事が少しずつ再開していくタイミングだった。彼女の遺体は故郷のカザフスタンに送られ、葬儀が行われる予定だという。

 

参照元:Global newsFacebook

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