【世紀末かよ】反ロックダウン派の男、ロケットランチャーを背負ってファーストフード店に現れる

カルチャー

※現実の映像です

武器を背負ってノシノシ歩いているなんて、紛争地帯でなければゲームの中以外で見たことはないだろう。だが、今のアメリカでは・・・街中に平気で歩いているらしい。

この写真を激写したのは、アメリカのフォトジャーナリスト、トラヴィス・ロング氏。

5月9日のこの日、ノースカロライナ州ローリーにあるサンドイッチチェーン「サブウェイ」の店内に、反ロックダウン派の男がAT4ロケットランチャーを背負って来店してきた。

他にも、アサルトライフルや拳銃を持った者もサブウェイで食べ物を購入していったという。

この日、近くの通りではロックダウン解除を求めるグループ「Blue Igloo」がデモを行っており、武装した者たちが大量に歩いていたという。

ロング氏の撮影した写真がツイッターに投稿されたところ大きく拡散され、アメリカ国内外から怒りの声があがっていた。

デモ開催の理由について、米「NBC news」がBlue Iglooに対しメールを送ったところ、このような返答を受けたという。

「土曜日に行った行進では、抗議していたわけではありません。
アメリカ人として、神が与えし自由を支援するために集まっただけです。新鮮な空気を吸い、陽の光を浴び、エクササイズを必要とする人のために行いました。
私たちは平和的なグループで、犠牲を払ってでも自由を維持していきたい。
戦いを求めてもおらず、むしろ戦いがいらない社会を求めています。笑顔で手を振り、友好的でありたいのです。
武装社会は礼節を重んじます。」

Blue Iglooのフェイスブックページを見ると、デモ隊は銃規制反対派のグループから派生したものとみられており、投稿には過激な政治的発言も少なくない。

ノースカロライナ州でのロックダウン解除は段階的に始まっており、5月8日夕方から、第一段階に振り分けられた事業者が営業再開している。一方で、無許可で10人以上の集会を開くことは禁止されている。

しかしながら、5月10日までのノースカロライナ州の感染者数は1万4765人となっており、死者は547名まで登っているのが現状だ。

専門家からは時期尚早だという声が絶えないが、トランプ米大統領は学校や事業を再開する計画を推し進めている。

 

参照元:NBCTwitter

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