保育園で社会的距離を保つ子供たち
先日、ロックダウンが解除となったフランスで保育園が再開されたのだが、その保育園の在り方が物議をかもしている。
Je ne m’en remets pas.
Cette image est un crève coeur.
N’appelons pas ça « école » pic.twitter.com/Trlj0jjyVQ— Laurence De Cock (@laur_dc1) 2020年5月12日
園庭で遊ぶ3、4歳児だが、友達とも社会的距離を保つ必要があるため、チョークで描かれた区切られた枠の中で遊ぶしかないのである。
子供たちは各自割り当てられた枠の中で踊ったりジャンプしたり笑ったりと楽しそうにレクレーションに参加しているものの、子供を持つ親の間では「こんなの学校じゃない」「子供たちがかわいそう」と批判の声が上がっているという。
従来の教育現場が変わる
5月12日にこの写真を撮影したジャーナリストは「この1枚の写真は来るべき”ニュー・ノーマル”の悲しい現実を物語っている」と述べており、これから世界中でロックダウンや緊急事態宣言が解除となったあとの集団生活の難しさに懸念を示している。
しかし、これはフランスのみならず、今後世界中で目にする光景となるかもしれない。
感染拡大を防ぐため、これまで通りの学校生活を送るのが困難になるのは誰もが予測していることだろう。今回報道された保育園の在り方に、批判の声は多いが支持する声もある。日本の教育機関も再開後の課題が山積みとなるのは必至だろう。
参照元:Twitter、New York Post