ドイツのカフェで変わった帽子をかぶる客
世界の多くの地域でロックダウンが緩和されるなか、新型コロナウイルスの第二波を避けるためにも飲食店では様々な措置が取られている。
多くの店舗では、座席間隔を開けたりアクリル板で仕切ったりと、飛沫感染を防ぐための社会的距離が保てるよう工夫を凝らしているのだが、今月9日に営業を再開したドイツのカフェではこんな帽子をかぶらされるという。
Oh my god, this is amazing. A German cafe is making people wear swimming pool noodles as hats to enforce social distancing.
Pic via Cafe & Konditorei Rothe on Facebook https://t.co/fMgqgbTdt6 pic.twitter.com/ds0whysqqi
— Katy Lee (@kjalee) 2020年5月14日
日本ではあまり馴染みがないが、この帽子についている長い棒は、欧米でよく見られるプールや海で使う長いスポンジの浮き輪である。軽いので頭に負担はさほどかからないとはいえ、カフェでリラックスしたいのに、なんとも落ち着かないのではなかろうか。
社会的距離を保つための対応策
実はこれ、営業再開の様子を撮影していた地元テレビ局のアイデアだったという。そして、この様子をカフェオーナーがFacebookに投稿したところ、この奇抜なアイデアは反響を呼びたちまち話題となったのだ。
現在は店内席、そしてテラス席とともに以前の約3分の1に留めているというが、この帽子をお客さんにかぶってもらったオーナーは、社会的距離を保つことの難しさを改めて感じたという。そして、これから観光客が戻ってくるのを期待しつつも、そのなかでどのように距離を保ってもらうのか様子をみながら考えていきたいと話している。