スタジアムを満席に見せかけるために…
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期となっていた韓国プロサッカーのKリーグだが、無観客にすることを条件に5月8日から開幕したという。そんななか、17日に開催されたFCソウルと光州FCの試合の様子が世界中を驚かせている。
だが話題となったのは、残念ながら試合の内容ではなかった。
2016 K League winners FC Seoul inadvertently used sex dolls rather than fashion mannequins to help fill empty stands this weekend. The club has apologised. Both the club and the supplier are pointing fingers at others. (It's not just COVID-19 you need to avoid catching!) #kleague pic.twitter.com/59rSU8XxYL
— Devon Rowcliffe (@WhoAteTheSquid) 2020年5月17日
無観客試合になることを残念に思ったFCソウルがスタジアムにマネキンを置き、あたかも観戦客がいるかのような演出をしたのである。
これだけなら特に問題はなかったかもしれない。しかし、なんとそれらのマネキンはダッチワイフだったというのだ。
手違いでダッチワイフを発注!?
この報道を受け、チームは事実を認めインスタグラムで謝罪することとなったのだが、そのなかでサプライヤーの手違えがあったと述べている。だが、人形の中には地元アダルトショップの宣伝用プラカードを掲げているものもあり、誰がどんな意図でこれらの人形を発注しスタジアムに設置したのかは明らかにされていない。
地元のサポーターは「もしこれが事実ならとんでもない恥晒しだ」とメディアインタビューに答えており、やっとの思いで開幕したKリーグは出鼻をくじかれる形となってしまった。サポーターたちの信頼を取り戻すには、しばらく時間がかかりそうだ。