養子を手放すとYoutuberが表明し炎上
赤ちゃんの毎朝のルーティーン動画を公開し、70万人ものチャンネル登録者数を抱えている大人気Youtuber、マイカ・シュタウファー氏が、今、批判の嵐に見舞われている。
朝の風景や、家族のイベント関係の動画を2014年から公開し始めたマイカ氏は、健康的で丁寧な暮らしの動画で多くの人の心を掴んでいた。子供達の元気な姿や、おしゃれで理想的な家族像に魅了され全世界からチャンネル登録者が集まっており、家具小売店チェーン「Big Lots」や「T.J.Maxx」といったビッグネーム企業もスポンサーに入っている。
マイカ氏とその夫のジェームズ氏にはすでに4人の実子がいるが、中国から養子としてハクスリーくん(4)を引き取っている。彼は三年前の2016年に引き取ったというが、自閉症と外傷性脳損傷を患っていた。
動画では分け隔てなく愛情を注いでいるようにも見えたものの、5月7日にある動画を公開。
その内容は、ハクスリーくんを手放すというものだった。
動画内でマイカ氏は、手放す理由について「障害への援助が予想よりもはるかに必要だった」と語っている。
また、隣に座るジェームズ氏は、「国際的な養子縁組は透明性が低く、未知の部分が多い。ハクスリーを引き取った後に、セラピストによる特別な援助が必要であることを初めて知りました。」と述べている。
詳細を語れないのはプライバシーを守るためとあったが、多くのSNSユーザーの怒りを買うことに。「彼女は閲覧数稼ぎのために子供を養子に取り、ブランド契約をした後は彼を追い出した」「関心を引くために子供を引き取ったのか?」といった厳しい声が殺到している。
だがマイカ氏は「ハクスリーくん自身のことを思って難しい決断をした」と明かしており、様々な医師による助言を受け、彼には専門的な治療が必要であると判断したとしている。
こうしたことから、多くのユーザーが企業にスポンサー契約解除を求めており、「#cancelstauffers」のハッシュタグで不買運動を呼びかけている。
身勝手な理由で子供を引き取って手放すというのは容認できない行為である。スポンサーがどのような動きを取るかはいまだ報じられていない。
参照元:Daily Mail、Youtuber