【ぞわわっ】保存して壁紙にするとスマホを壊す恐怖の画像が発見される!!

ミステリー

するなよ!!絶対保存するなよ!(※本当に壊れます)

「一度見たら死ぬ絵」のようなオカルティックな画像はしばしば流行るものだが、保存して壁紙にしたらスマホが壊れる画像なんてものもちょっとホラーっぽくはないだろうか。

そんな夏にぴったりなこわ〜い画像というのがこちら。(注意:本当にクラッシュするので真似しないでください

何の変哲も無い美しい画像である。この時点では何の問題もない。

壊れる可能性が高いのは、サムスンのギャラクシーや、Googleピクセルといったアンドロイド端末

最新バージョンOSであるAndroid10がクラッシュする危険があり、保存して壁紙に設定するだけで、端末が起動できなくなるか、データが消えると言われている。

実際にGoogleピクセルで試した人が、実際に不具合が出たことを報告している。

他にも人柱としてテストをした人が相次ぎ、それぞれ全員が不具合を確認していた。

ツイート主によると、同じ画像を中国版ツイッター「ウェイボー」に投稿してみたところ、色合いが変化したものの、壁紙に設定してもクラッシュしなくなったという。

では、なぜこのような現象が起こっているのだろうか。英紙「Metro.co.uk」が、アンドロイド社への取材を試みたところ、その原因はホラーでも何でもないことが明らかになった。

画像の設定とアンドロイドOSのバグ

実はこちらの画像の原因は、アンドロイドOSのバグ。画像に埋め込まれている「カラープロファイル(iccプロファイル)」というものを読み取ることができず、処理を行おうとして無限ループに陥ることが原因だという。

カラープロファイルというのは複数の種類があり、デバイスがどのようにカラーを再現するかを記述したファイルである。

アンドロイドが対応しているカラープロファイルは「sRGB」というもの。筆者が調べたところ、問題の画像はより広い色域を持つ「Google/Skia」というプロファイルが使用されていた。ウェイボーに保存することで解決されたのは、サーバーアップロードの段階で自動的に変換されたせいであることが考えられる。

アンドロイド社によると、もしこの画像で不具合が発生してしまった場合は、セーフモードで再起動して壁紙を変更するか、端末自体をリセットすることでしか解決策がないそう。

呪われた画像のようにも思われる今回の出来事。ちょっぴりグラフィックデザインをかじっていれば誰でも同じ画像を仕込めてしまうので、嫌がらせに使う人が出てこないことを祈るばかりだ・・・。

 

参照元:Mirror.co.uk、Twitter [1][2]

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