【大迷惑】「馬を盗んだ」というSNS上のデマで車に落書きをされてしまった黒人男性

事件

馬に乗って爆走する男性の映像からデマが流れる

5月中旬、米イリノイ州シカゴにて、馬に乗った黒人男性が街中を走る動画が捉えられ、拡散されることとなった。

その理由は、「警官隊から盗んだ馬に乗っている」というデマが添えられていたから。

このデマにより、多くのSNSユーザーや有名人の怒りを買い、男性には誹謗中傷が殺到。さらに、6月頭には車に「馬を返せ」と落書きをされる被害を受けてしまった。

馬に乗っている男性の正体は?

実際は、警察から奪ったものではなく、男性自身が所有している馬。上の動画はこれからデモに参加しようと向かっている瞬間の映像だった。

米「Fox News」の取材において、男性はこのように心情を吐露していた。

「人は私に二度とシカゴに戻ってくるなと言ってきます。
私はコミュニティに元気を取り戻したいと考えているだけなのに、拡散されるごとにそれは難しくなっていくんです。」

デマの発端となったのは、人々に馬を触ってもらっている間に「盗んできたんだよ!」と冗談を飛ばしたことがきっかけだ。その場にいた人は当然嘘だとわかっていたにも関わらず、その部分だけを切り取られ拡散されてしまったのだ。

彼は牧場を営むアダム・ホーリングスワースさんという地元でも有名な男性で、「Dreadhead Cowboy(ドレッドヘアーのカウボーイ)」という愛称で親しまれている。

普段は馬を通して地域の人々と交流しているというが、今回の「Black lives matter」には馬に乗って参戦。彼が公開する他の映像では、馬を大事に手入れしたり、平和的なデモをするよう呼びかける姿がある。

現在、ホーリングスワースさんの活動に感銘を受けた人たちの間で、彼の車を直してあげようとクラウドファンディングが始まっている。彼の行いが、正しい形でSNS上で認知されることを願うばかりである。

 

参照元:Youtube [1][2]Blockclub chicago

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