太っていた男性が海兵隊に入り激変!
太っていると人に指摘されることも多くなり、どうしても卑屈になるし、なにより健康状態も悪くなる。中には、今回取り上げる男性のように、精神的なショックが原因で太ってしまった方もいるだろう。
だが諦めないでほしい、例えつまづいてしまってもやり直すことができるのだ。
この男性は、米アリゾナ州ツーソンに住む、アダン・プレスコットさん。
今年で25歳となる彼は、2013年に米軍にいた父親を亡くして以来ひどい抑うつとなり、摂食障害になって食べるのをやめることができなくなっていたという。その結果、体重がおよそ200キロ(460lbs)にまで膨れ上がっていた。
当時のことを、英紙「Metro」に対してこのように語っている。
「父が死んでから自分のことをケアできなくなりました。ジャンクフードを大量に食べ始め、ソーダを飲むのにはまっていました。
1日に11リットルもソーダを飲んでいたのが肥満の原因だと思います。
太り過ぎによって、歩くのも靴紐を結ぶのもままなりませんでした。」
ここでプレスコットさんは、このままでは早死にすると肌で感じたらしい。「40歳で死にたくない。人生で何かを成し遂げたい。」と考え、海兵隊に入ることを目標にダイエットを開始した。
インタビューによると、彼は小さい頃から海兵隊に入ることを夢見ていたという。その影響は父親から受けており、亡くなった今でもその夢は変わっていなかったのだ。
この後、ダイエットを開始したプレスコットさんは、1日の摂取カロリーを1200キロに落とす生活を一年続けたことで、2ヶ月で20キロ、一年で45キロもの減量を達成。
2018年に見事海兵隊に入隊が叶ったのである。
こちらが現在のプレスコットさんの姿だ。訓練のおかげかすでにバルクアップも成功しており、体型のみならず、表情もぎゅっと締まっている。
非常に厳しい訓練だろうが、痩せただけではなく自信も取り戻したようにも感じられる。ここまできたら人生丸ごと変わっちゃいそうだな〜。
プレスコットさんはインタビューの最後に「数年前と比較して、自分自身が変わったことを誇りに思っています。今までで最も幸せです。父も私をきっと誇りに思うことでしょう」語っていた。