「本人がいないと給付金は受け取れない」と言われた女性、寝たきりの85歳の母親をベットごと銀行へ

カルチャー

給付金欲しさに母親をベットごと引きずりだす女性

インド・オリッサ州ナウパダ県にて、ある女性が、母親の代理で銀行に給付金を受け取りに来たというが、「本人がいないと受け取れない」と言われてしまったという。

その結果、驚くべき姿で街中で発見された。

寝たきりの状態の母親を、ベッドごと引きずり出して銀行に連れて行こうとしていたのである。

地元紙によると、この姿は6月10日に目撃されたという。現在、インド政府は金融包括システムを通じて、コロナウイルスの給付金として500ルピー(700円)の支払いがされることとなっている。これはインドの庶民にとっては高額である。

この日の前日、銀行にて女性が母親の分も一緒に給付金を受け取ろうとしたというが、規則上、本人がいないと支払えないと言われてしまったという。

だが、母親は85歳と高齢で、寝たきりの状態。女性は何としてでも受け取りたかったために、今回の行動に出たのである。

やがてこの騒動が銀行の支店長にの耳に届くと、翌日に自宅を訪問することを約束。また、中央銀行であるインド準備銀行も、体が不自由な人々には自宅に赴いて支給をするよう呼びかけている。

インドではいまだ銀行口座を持っていない人も多く、給付が大幅に遅れているという。

 

参照元:Liveleak

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