リコール票に応じて尻で割り箸を割る
6月6日、台湾の高雄市で韓国瑜市長に対するリコール投票が実施され、圧倒的賛成票を集め解職が決定した。
韓氏のリコールを求め声を上げていたのは台北市議の邱威傑氏(44)だったのだが、票数を集めるためにこんな公約を掲げてしまった。
40万票を超えたら、超えた分を1万票ごとに割り箸1本を尻で割ります!
高雄市の有権者数は約230万人であり、リコールが成立するためには賛成票が有権者総数の4分の1以上かつ反対票を上回らなければならない。
ということは、約57万5,000票が必要となるのだが、結果はそれを大幅に上回る93万9,090票という賛成票が集まったのである。
あまりにシュールな動画がこちら
この公約を守るべく、53万9,090票数分の53本の割り箸をお尻で割るチャレンジに邱氏が挑んだ動画がこちら。
あまりにシュールだが、みんな笑いが止まらずとにかく楽しそうである。
日本のバラエティ番組でこの割り箸割りを知ったといい、一度に数本を割るテクニックを学んだという。邱氏は53本の割り箸割りに成功した後で「本当にパワフルなのは私ではなく、この賛成票を投票してくれた約93万人の皆さんです」と豪語しているが、政治家がこんなことをやってのけてしまうお国柄になんだかほっこりさせられてしまう。
なお、後任を決める市長選は9月6日までに実施されるということだ。
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