ロシア18歳女性ががバリで事故死
今月、インドネシアのバリ島で、バイク事故によってロシア人女性が命を落とした。時速90キロで走行していたというが、途中でコントロールが効かなくなり道路のフェンスで頭を強く強打しまったことが死因だったという。
彼女は12歳からSNSをはじめ、15歳ですでに億万長者となったアナスタシア・トロピッセルさん(18)。インスタグラムには133万人のフォロワーがおり、日頃から世界各国を訪れ美しい写真や動画をアップしていた。
ロックダウンの影響でバリ島滞在
そんなアナスタシアさんは彼氏のヴィクターさん(30)とともにバリ島を訪れていたというが、新型コロナウイルスのロックダウンの影響で予定していたより滞在が長くなってしまったようだ。事故が起きる直前も、アナスタシアさんはバイクを停めてビーチでサンセットを眺める様子を自撮りしており、バリ島で楽しい時間を過ごしていたとみられる。
その直後に起きた事故だった。
娘のSNS活動に反対していた父親との確執
10代でSNS億万長者になり世界各国を飛び回っていたアナスタシアさんだが、彼女の父親は「オンラインでの成功は失敗に変わりつつある」と日頃から警告していたそうだ。
そして、アナスタシアさんのまわりに群がる人たちは彼女のお金で楽しみ、彼女自身はまだ自分のやるべきことが成し遂げられていないこと、そしていい人生を送りたいのなら自分の心をしっかりと持ち新たにやり直す必要があることを伝えていたという。そのため、アナスタシアさんはもちろん、恋人のヴィクターさんとも決して良い関係ではなかったようだ。
愛する娘を心配し何度も忠告していたにもかかわらず、異国の地でこんな最期を迎えてしまったことは無念に違いない。アナスタシアさんのインスタグラムにはキャンドルの写真が投稿されており、彼女の冥福を祈るコメントがたくさん寄せられている。
参照元:Instagram、News.com.au