お魚も楽しめるネトフリ!
コロナの影響で、大手配信サービスのNetflix(ネットフリックス)を利用し始めたという方もいらっしゃるのではないだろうか。
豊富な配信コンテンツが人々に人気を呼んでいるが、なんとお魚も楽しめるようになっているんだとか。
この試みを行っているのは、イギリス・ブライトンにある「Sea life brighton」。ここで飼育されている黒いお魚、クイーン・ゲイリー3世は、好奇心旺盛な賢い魚なのだという。ちなみに性別は不明らしい。
ところが、新型コロナウイルスの影響で水族館は閉館中。ゲイリー3世がさみしそうにしているのを感じ取ったスタッフは、なんとネットフリックスを見せることに決めたのだという。
好きな番組は、ドラァグクイーンのリアリティ番組「ル・ポールのドラァグ・レース」。ド派手でカラフルな画面がゲイリーのお気に入りなんだとか。
英デイリーメールの取材では、スタッフはこのように語っている。
「私たちは飼育している全ての動物に深く考慮し、常にケアを提供できるように努めています。
テレビ画面を設置して、お客さんがセンターに来られない時にもゲイリーを楽しませています。
最初、ゲイリーが私と同じくらいル・ポールの番組が好きだということにとても驚きました。ですが、とてもカラフルで動きが多く、実在の人物が動いているので、完全に理にかなっていますね。」
番組には複数のドラァグクイーンが登場するが、ゲイリーが画面に釘付けになるときは、必ずママルーという出演者がでているとのこと。過去にはファインディングニモを見せたこともあるというが、お気に召さなかったそうだ。
7月4日に水族館は営業を再開する予定だというが、ゲイリーの監視は引き続き続くといい、また元気がなくなったら再開する可能性があるという。
ゲイリー3世は、タマカイという世界最大級のハタの仲間。全長190センチメートルまで成長する大型のハタの仲間で、高い知能を持つお魚だ。日本でも、大阪の海遊館や沖縄の美ら海水族館でも展示されている。