ハーケンクロイツピザなんか頼んでねぇ!
アメリカ、オハイオ州に住むとあるご夫婦が注文したところ、箱を開けた瞬間、とんでもないものが目に飛び込んできたという。
So my husband stopped at #LittleCaesars for a quick bite, husband brings this home! I’m truly disappointed. This is truly saddening and disturbing and not funny at all! These aren’t funny jokes and shouldn’t be made period and on company time?! ????✊?✊?✊?✊? pic.twitter.com/zQaXecN2se
— misty laska (@LaskaMisty) June 28, 2020
ナチスのシンボル、ハーケンクロイツ(の逆向き)である。欧米では多くの人にナチスを想起させるものだ。
こんなに堂々と攻撃的なマークを出してくるなんて信じがたい。
このピザを受け取ったのは、Misty laskaさんというツイッターユーザー。彼女の夫が、米ピザチェーン大手「リトル・シーサーズ」で購入したものだという。
米ローカルメディア「Cleveland19」の取材では、「笑い事じゃないですよ。特に今の世界の状況の中じゃ。」「こういうヘイトが起こってはならない今の環境で、なんでこんな冗談がでてくるの?」と怒りをにじませていた。
たった今、こうしたヘイトを解決しようとしている真っ最中なのに、従業員の冗談であったとしてもやめるべきだと女性は話す。
この訴えはリトルシーザー公式の耳にも届き、謝罪する声明を発表した。
「私たちはいかなる人種差別にも容赦せず、該当のフランチャイズ店に勤めている従業員を解雇しました。
この行為は完全に私たちの価値観に反しているため、発生したことに深く失望しています。
また、お客様とは個人的に話し合うように連絡をしました。」
このニュースのコメント欄には、「なんでこれを面白いと思ったのか」「サラミが偏ってて切りにくい」「金返してやれよ」といったさまざまな声が寄せられていた。
参照元:Cleveland19、Twitter