男性器を切断するも見事再建
英バーミングハムにあるクイーン・エリザベス病院で、切断された男性器の再建手術がおこなわれたというのだが、切断されて23時間が経過していたにもかかわらず手術は無事成功、そのうえ勃起できるまでに回復したとの報告を受け驚きの声が上がっている。
Man's penis reattached nearly a full day after he cut it off — and it works https://t.co/uZJbI0icY3 pic.twitter.com/xEYQJ92KG0
— New York Post (@nypost) July 2, 2020
同病院に搬送されたのは、妄想型統合失調症を患っていた34歳の男性で、この男性は自ら命を絶とうと男性器を切断したという。切断してから15時間後にようやく発見されたこの男性は、すぐさま病院に運ばれた。
切断から23時間経過、世界最長例か
これまでに報告されている男性器再建手術の症例はほんの一握りで、数時間ものあいだ輸血のなかったケースは皆無だという。しかしこの男性は、性器切断後23時間が経過していたにもかかわらず再建手術に成功し、術後6週間頃には勃起することが可能となっていたのだから驚きである。
過去におこなわれた男性器再建手術の最長のケースとしては、4歳男児の事例で切断から18時間経過していたという記録があったが、今回のケースはそれをはるかに上回ることとなった。手術は無事成功したものの、今後の身体的なフォローアップや精神面での支えなど、男性へのサポートは必須となることだろう。
参照元:NewYorkPost、Twitter