街中に設置されてる消毒液を飲む!?
昨今の情勢で、街中の様々な場所に設置されている手指消毒液。感染予防のためありがたいものだが、イギリスのとある街では、これが壊されて空になる事態が相次いでいるという。
Having a normal one ? https://t.co/HB2PXwXgQu
— Metro (@MetroUK) July 10, 2020
発生しているのは、イギリス北東部の街サウス・タインサイド。
この街の消毒液の管理を担当する「BusinessWaste.co.uk」によると、毎週数千個もの消毒液のディスペンサーが破壊されているという。
担当者は英メディア「Metro」の記事にて、「そこら中で起きています。壊れたものは地元評議会や企業のために取り除かれましたが、信じられないほど多くの被害を受けています。」と明かしていた。
地元評議員のパット・ハイさんはフェイスブックの投稿にて、サウス・タインサイドの現状についてこのように語っている。
「商店街にある消毒液ステーションにいたずらをされています。設置されている14個のうち7個が壊され、修復されました。」
コメント欄には、3名の男が商店街の消毒液を破壊し、飲んでいたり、ミルクシェイクのボトルに移しているのを目撃したという情報が寄せられていた。こうした消毒液を飲むことは健康上の危険があるにも関わらず、イギリス全土で起こっているという。
地元評議会の広報担当者は「受け入れがたいこと」としており、人々に責任のある行動をとることを求めた。こうした事態が続けば、損害額は大きく膨らんでいくことが予想される。
edamame.は以前にも、消毒液を飲んだたくさんのアメリカ人が深刻な健康被害を訴えているというニュースをお届けしたことがある。これは、メキシコ産の粗悪な消毒液によるものだが、保険省はアルコール依存症に関連する事態であると断定している。
今回のイギリスでの犯人も、ロックダウンに伴って食料が手に入らなくなったホームレスやアルコール依存症患者と推測されている。
参照元:Metro.co.uk、Twitter