ムムッ…この死亡届、怪しい!
アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドの司法当局に起訴されている男が、刑務所に送られないようとある方法をとったという。
それは、自らの死亡届を偽装すること。
製作した書類は巧妙に作られていたというが、些細なスペルミスによって、失敗に終わってしまったという!
A New York man who allegedly faked his own death last year in an attempt to avoid sentencing on felony charges was ultimately thwarted by a typo on his forged death certificate, prosecutors said this week. https://t.co/21yOSMj34c
— Good Morning America (@GMA) July 23, 2020
逮捕されたのは、ハンティントン出身のロバート・バージャー(25)。彼は過去に起こした自動車盗によって有罪判決を受け、一年の懲役刑が確定していた。
しかし、バージャーは懲役を免れようとニューヨークから逃亡し、
彼はニュージャージー州保健統計局の公式文書を手本に死亡届を作成し、一見本物と見まごうような出来となっていた。これを婚約者に届けさせ受理させたという。
ところがなんとここで、”登記”を意味する「Registry」を「Regsitry」にスペルミス。本来なら絶対間違えないであろう、発行場所の「ニュージャージー州保健統計局・人口動態統計・戸籍登記所」と記されている部分に誤りがでてしまった。
他にも、いくつかのフォントやサイズの違いが指摘され、死亡届は偽物であると断定。その後、彼はペンシルベニア州フィラデルフィアで拘束された。
次の裁判は7月29日が予定されているが、体調は万全ではないと明かされている。今回の犯罪で、さらに4年の懲役が課せられる可能性が浮上している。