若きサッカー選手に雷が直撃
7月4日、ロシアのモスクワ郊外にあるフィールドで試合前のウォームアップをしていたのはイワン・ザボロフスキー選手(16)。
将来有望なゴールキーパーとしてロシア最古のクラブチーム「FCズナーミャ・トルーダ」と契約をしたばかりだったというが、そんな彼に雷が直撃するという悲劇が起きた。
サッカーボールを蹴ろうとした瞬間にまばゆい光が見え、ザボロフスキー選手はその場に倒れてしまったのである。
事態に気付いたチームメイトや監督らはすぐさま彼のもとへ駆け寄り、救急車を要請すると約8分ほどで到着したという。そして、呼吸困難に陥っていたザボロフスキー選手は意識のないまま病院に搬送されたのである。
事故から約3週間でピッチに復帰
クラブの事務局長によると、事故当時は晴れたり曇ったりという不安定な天気だったものの、雨や風、ましてや雷などはなかったという。
当の本人も落雷のショックからか事故当時のことは覚えていない。首につけていたネックレスの近くに傷跡が残っているとのことだが、それが原因だったのか因果関係は不明だ。
雷に直撃されたにもかかわらず、次第に回復していったというザボロフスキー選手は、先日7月21日に約3週間ぶりにピッチに復帰を果たした。体調は万全とのことで、実力はもちろんのことながら、奇跡的に命を取り留めたサッカー選手として話題を集めることになりそうだ。
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