陽気で楽しいライブから一転・・・
南米のブラジルは音楽や芸術など素晴らしい文化を持つ一方で、マフィアや麻薬カルテルによる犯罪が後を絶たない一面がある。
今回のような平和で楽しいライブ中継でも、その恐ろしい一端が現れたようだ。
この映像がとらえられたのは、7月26日のこと。アングラ・ドス・レイスを拠点に活動する音楽グループ「アグロメロウ」の皆さんは、ファンに向けてFacebookライブを公開していた。
プールのあるお家、冷えたビール、陽気な音楽と誰もが羨む日曜日を送っていたが・・・その後ろで、スタッフの男性2名が両手を上げていたりと、何やら不穏な雰囲気が。
それを感じ取ったメンバーが硬直しつつも、演奏を続ける。やってきたのは武装した警察であった。
楽しいライブから一変し、警察は次々と流れ込み、上空はヘリの音が響き渡る。頭を下げてメンバーが退避した後は、激しい銃声が聞こえ、瞬く間に事件現場になった。
更に、驚くべきことに・・・警察は突入する家を間違えていたのだ。
その後に公開された警察のボディカムの映像では、なんと「違う家だ!違う家だ!」と叫ぶ声が。発砲までしておいて間違えるなんてはた迷惑な話である。
アグロメロウはのちにInstagramのコメントにて、犯罪とは全く関係なく、単なる間違いであったと説明。大きなショックを受けたというが、全員怪我もなく元気とのことである。
裏を返せば、この近くに犯罪組織が住んでいるということ。いずれにしろ恐ろしい事態である。
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