家と同じくらい大きなヒマワリを育てて!
今年3月、英ハートフォードシャー州に住むダグラス・スミスさん(42)は4歳の息子ステランくんにこんなお願いをされた。
家と同じくらい大きなヒマワリを育てて!
可愛い息子の頼みとあっては仕方がない。ロックダウンの時期と重なったことで普段より自宅で過ごす時間が長くなったダグラスさんは入念にリサーチし、北米で最も大きい8メートル超のヒマワリを育てたというジョン・バトラー氏から種子を購入した。
これだけでもダグラスさんの本気度がうかがえるが、日光がよく当たる場所を選び、背が高くなってもしっかり補強できるように様々な工夫を凝らしたという。
そして、約4ヶ月後、ヒマワリは家と同じくらいの大きさに育ったのである。
現在、その高さは約6メートルほどだというが、屋根より少し高い位置に花が咲いているのがわかるだろう。手入れをするのにハシゴを使わなければいけないほど大きく成長しているが、嬉しそうにハシゴを登るダグラスさんの笑顔が印象的だ。
息子の願いを叶えてくれた自慢のパパ
ダグラスさんによると、これがどんな種類のヒマワリなのか不明ではあるものの、ここまで大きく育ったのには大部分が遺伝学的なものと関係があるとのこと。とはいえ、毎日かかさず水やりをしたり伸びてきた茎を補強したりと、手塩にかけて世話をしたからこそ、途中で枯れたり折れたりせずにこんなに大きく成長したのだろう。
息子の願いを叶えるためにこんなに立派なヒマワリを育てたパパは、ステランくんにとって最高に格好いい自慢のパパに違いない。