買ってきたエビが光る?!
タイ・ノンタブリー県に住むとある親子が、お寿司を食べようとしたところ・・・すごい色をしていたという。
なんと、お寿司のエビが青く光っていたのだ。
このお寿司に気づいたのは、地元に住むアルン・ヨルパイブーンさん(58)とその息子さん。7月30日、お二人は近所で購入したお寿司のパックを食べようとしていたようだが、暗いところで食べようとしていたせいか、このように光っていることに気づいた。
エビは茹でられていたというのに、明らかに異常な色合いである。にも関わらず、息子さんはこれを食べたというのだ。
幸いにも、その後に健康状態に異変はないそう。地元紙の取材でアルンさんは「定期的に寿司を食べているが、このような光っているエビは初めてです。色が変わってなかったら、私も気づかず食べていたことでしょう。」と明かしている。
なぜこの現象が起きたか専門家に訪ねたところ、チュラロンコン大学の生物学の教授が「十分に低い温度で保管されていなかったため」だと回答。
さらに、「光っているのは細菌で、それにエビが汚染されていたからです。通常、魚介類の多くはこうした蛍光細菌で汚染されていますが、調理する段階で死滅します。しかし、お寿司は生なので、細菌の増殖を抑えるためにも、とても低温の環境で保管しなければなりません。」と述べていた。
こうしたことから、寿司を売っていた店が、適切な温度で管理していなかったことが原因だと指摘された。
他にも、エビにはさまざまな細菌が付着しているため、販売する前に厳密に検査する必要があるとのこと。それを怠ると、消化器の感染症や、食中毒になる可能性があるという。
以上のことからアルンさんは、「私にとって驚きの教訓になりました。次に買う時の指針になるでしょう。」と語っていた。
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寿司人気の高まりから、海外のスーパーでもパックのお寿司が見られることも増えてきた。しかし、適切な温度管理や賞味期限設定がされていない場合があるので、購入する際は慎重に選ぶべきかもしれない。
参照元:Ladbible、Daily motion