コロナ禍の今、感染予防としてマスクと同様に消毒ジェルを使用する頻度も増えている。
携帯用の小さなものから、香り付きのもの、また家族みんなで使える大容量のものまで様々なタイプの消毒ジェルが販売されているが、取扱いには十分注意していただきたい。
消毒ジェルで遊んでいた兄弟に悲劇
8月26日朝、タイに住んでいるキャプテン君(3)は兄(5)とともに消毒ジェルで遊んでいたという。
Warning to parents as little boy accidentally sets himself on fire while playing with hand sanitizer and a lighter https://t.co/t2nSyXuoIN
— The Sun (@TheSun) August 31, 2020
二人はお互いの腕や手、着ていた制服の上から消毒ジェルを塗りつけてふざけていたというが、何を思ったのかそのまま両親の寝室からライターを持ち出し火をつけると、瞬く間に火が燃え広がってしまったのである。
アルコール消毒ジェルの取扱いに注意して
事故発生当時、階下でキャプテン君の両親と朝食をとっていた叔父(26)が二人の悲鳴を聞きつけ、すぐさま消火活動をおこなったものの、キャプテン君は火傷を負い病院に搬送されたという。幸いにも、叔父の早急な対処のおかげで、キャプテン君は軽度の火傷で済み翌日には退院できたそうだが、今回の恐ろしい経験をもとに叔父は消毒ジェルの危険性を訴えかけている。
実は以前にも、熱くなった車の中に放置されていた消毒ジェルによって車が燃えてしまった事例などが報告されており、消毒ジェルはアルコールベースの可燃性であることを再認識する必要があるとの注意が呼びかけられていた。
ウィズコロナの時代になってしまった今、消毒ジェルは欠かせないものとなっているが取扱いには十分に注意すべきだろう。