BLMの混乱に乗じて・・・男性の大事なベッドが焼かれる
現在もアメリカ各地でBlack lives matterのデモが続いているが、主義主張とは無関係な暴徒が多く混ざり込んでいるのは皆さんもご存知だろう。
こうした暴徒によって、テキサス州オースティンに住むホームレスの男性があまりに酷すぎる目にあわされてしまった。
Rioters cheer as this homeless man’s belongings are set on fire in Austin.
This is heart wrenching. pic.twitter.com/rnafp39w90
— Big League Politics (@bigleaguepol) May 31, 2020
こちらの動画は、地元メディア「Info wars」の撮影クルーが撮影したもの。
現場となったのは、オースティン市内に点在するホームレスが多く住む地域。ここにBLMの暴徒が押し寄せ、社会的弱者であるはずのホームレスの人々の所持品が次々と破壊される事件が起こった。
その中、帽子をつけた高齢男性のマットレスが火の中に落とされる。大切な寝床を燃やされ、男性は悲痛な怒りを訴えて「俺はここに住んでいるんだぞ!!」「俺はここに住んでる!何てことをしてくれるんだ!」と絶叫する他なかった。
恐ろしいことに、火を必死に消そうとする人を背景に自撮りをする抗議参加者も写り込んでいたりと、完全に地獄のような状態だ。ちなみに、被害を受けた男性や、マットレスの火を踏み消しにきたニワトリを肩に乗せた男性は、動画が撮影される前にBLM参加者と揉めていたという。
この出来事は5月30日の夜9時ごろに起きたというが、Redditを含めた多くのSNSで拡散。「酷すぎる」「なんでホームレスのものを壊すの?なぜ?」「これが正義なのか」と多くの人が胸を痛めていた。
それから事件が起こった日から少し経った6月2日、このオースティンの男性の悲鳴を聞いて、たくさんの人が手を差し伸べてきた。なんと、新しいテントやエアマットレス、服、食べ物、そして現金を寄付されたのである。
動画では男性はとても傷ついていたが、渡された時は満面の笑顔を浮かべており、「ありがとう、オースティン!大好きだオースティン!」と喜びを口にしていた。