気温43度のなかハイキングに出かける
9月5日、米カリフォルニア州にあるサンタモニカ山脈でハイキングをしていた女性(41)が体調不良を訴え、病院に搬送されたものの亡くなってしまったという。
この日の気温は43度を超えており、女性の死因は熱波によるものだという味方が強まっている。
A 41-year-old woman died after hiking in extreme heat in the Santa Monica Mountains on Saturday with temperatures above 110 degrees. https://t.co/TZc7SrNnsp
— CNN (@CNN) September 7, 2020
この猛暑のなか、友人とハイキングをしていたこの女性は途中で気分が悪くなり車へ引き返したという。 しかし、女性が意識を失って倒れてしまったため、友人がロサンゼルス郡消防署に連絡を入れた。
その後、現場に駆けつけた救急救命士らが約20〜30分間女性にCPRを実施したものの、女性が息を吹き返すことはなかった。
気付かないうちに熱中症になることも
ロサンゼルス郡保安官代理のモーガン・アルテアガ氏によると女性の死は自然死だったとのことで、検死後に正式に死因の報告がされるという。
国立気象局によると、翌日曜日には過去最高気温を記録したといい、7日夕方までこのハイキングコースを閉鎖することとなったが、この猛暑のなか長時間のハイキングに出かけるのは危険な行為といえるだろう。
もちろん、室内にいても熱中症になってしまうこともあるので気をつけたい。特に就寝中などは汗をかいて水分が奪われるために、気付かないうちに熱中症になってしまっているのである。換気やエアコンを上手に使い、こまめな水分や塩分の補給を心がけて暑い夏を乗りきりたいものだ。