【なんてこった】英公衆衛生サービスがエクセルのエラーで症例データ16000件を一時紛失!

テクノロジー

     

大きいサイズのファイルは分割してインポートしよう!

イギリスは新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、2度目のロックダウンを行うか否かの瀬戸際に直面している。多くのイギリスに住む市民は、感染者数に敏感になっていることだろう。

ところがこの度、とあるミスによって感染者数約16000名のデータが追加されていなかったことが判明した。

それは、エクセルのインポートエラーだった。

これを報告したのは、イギリス保健省で感染症対応の監督を支援する機関「イングランド公衆衛生サービス(PHE)」。漏れていたのは、9月25日から10月2日にかけて集計された患者数15841件だとわかった。

陽性になった人には保健当局から通知を受けたというが、感染者のデータがインポートできず全国データベースにアップロードできなかったため、感染者と接触した人に通知されなかったという。

これは日本でいう「COCOA」と同じシステムで、本来なら感染者と接触した場合「◯件の接触の可能性が特定」と表示されるが、今回のケースでは実際に接触していてもデータベースにデータが無いため、報告が出ないという状態となる。

PHEの広報担当者は、「最初の調査結果で、陽性の検査結果を含む一部のファイルが最大ファイルサイズを超えてしまい、アップロードできなかったという事実が問題の原因であったことがわかりました」とBBCのインタビューで述べた。

これはエクセルのバージョンの違いも一因にあるとされ、古いバージョンだとロードできる行は65000行、最新のバージョンだと10万行の制限がある。PHEのスタッフがどのバージョンを使っていたかは不明だが、どうやら今回のアップロードによって全データが行数の制限に達してしまったようで、症例を追加しようとしても拒否されてしまったようだ。

だが、このエラーの改善は極めて簡単で、大きなデータを分割して送付するだけだったとのこと。バックアップを残していたため、問題は現在解決されているという。

 

参照元:The vergeFacebook

あなたにおすすめ