惚れた男は・・・コロナウイルスでした
ハーレクイン小説といった女性向けの恋愛小説は世界各国で人気だが、このご時世に、とんでもないヒーローが相手となる小説が爆誕してしまったらしい。
2020 book of the year ??? #mustread #kissingthecoronavirus https://t.co/3TlxJMsm4q pic.twitter.com/W7QSsIEPJ7
— Louise Pasteur de Faria (@louisescoz) October 1, 2020
表紙に書かれているのは、トゲトゲが生えた緑色のマッチョ。そう、彼はコロナウイルスらしい。女性の背中に回されてる手の色がそのままなところから、雑さが伝わってくる・・・。
タイトルは、「コロナウイルスとのキス」。
わずか16ページの短編だが、4月22日に登場して以来注目を浴びている。作者はM.J.エドワーズさんという方で、Amazonで100円(99セント)で入手するか、Kindle Unlimitedに加入していると無料で読むことができるそう。
気になるあらすじはというと、以下の通りである。
彼女はコロナウイルスを治すはずだった・・・ただし、恋に落ちるまでは。
アレクサ・アシントンフォード博士は、コロナウイルスの治療法を見つけるための任務を負った科学者の精鋭部隊の一人。
この熱い伝染性のエロスの中で、彼女は恋に落ちることになるとは思ってもみなかった・・・。「コロナウイルスとのキス」は、禁断の愛と暗い欲望が人生に芽生える官能的な物語。
物語の中では、コロナウイルスが臨床試験ワクチンを投与され、人間の形をしたイケメンになるのだという。女性科学者は彼と恋に落ちてしまうものの、善良であったがために彼女は欲望に打ち勝つのだった。
このおバカすぎる設定はSNSで拡散され、多くの人が手にとって読んだというが・・・評価はまちまち。「時間の無駄だった」「ひどい」と非難する人もいれば、「面白い」「よくできたパロディだ」と評する人もいたという。
コロナウイルス騒動は笑い事では済まされない事態となっているが、作者のアイデアは多くの人に笑顔をもたらしたと言えるだろう。
at least both his hands are green, kissing the coronavirus could never x https://t.co/zgtu6W11mF
— trick or theresa ?? (@fettestheresa) October 6, 2020
どうやらこれに味をしめたようで、別の作者であるが「コロナウイルスからの求愛」という本が出版されていたとのことで、再び注目を集めていた。
参照元:Twitter [1]、[2]、Oddity Central