ドライバー不在の車が走行中
今月初め、インドのタミル・ナードゥ州にある道路を運転していたタゴール・チェリーさんは、前方を走る車をみて呆気に取られたという。
助手席には男性が座っているものの、運転席にはドライバーの姿が見えないのだ。
隠れて見えないだけかと思い、横付けしてみるもののやはり運転席には誰もいない。チェリーさんがこの摩訶不思議な状況をFacebookに投稿すると、またたく間に拡散されることとなった。
ハイテク技術で改造した車だった?
近年、自動運転の実用化が進んでいるものの、今回目撃されたこの車はお世辞にも新しい車とはいえない。メディアの報道によると、1964年から2000年にかけて販売された車種ですでに生産終了となっているため、自動運転車ではないだろう。
動画を見た人たちからは「これリアルにおばけ?」「自動運転車じゃないの?」「めちゃくちゃ小さい人が隠れているとか?」「中だけテスラ車?」などとミステリーを解こうと論争が巻き起こったが、意外な形で終わりを迎えることとなる。
この車の所有者を知っているというユーザーによると、この男性は助手席に座りながらハンドルを操作できるように車を改造しているのだといい、知る人ぞ知る存在なんだという。
それ以上のことには触れていないため構造などは不明だが、そんなことができるとはかなりの技術者といえるだろう。ただ、インドの交通法はわからないものの、合法ではないような気がするのはきっと筆者だけではないだろう。
参照元:Facebook、Indiatoday