パスポートや出生記録もなし?
難民や移民の受け入れを行なっているイギリスでは、貧しい家の子でも学校に通えるシステムがある。しかし、きちんと年齢確認をしていないせいか、本当に子供なのか疑ってしまうような見た目の人も混ざっているらしい。
上の画像は、イギリス・ウェストミッドランズ州コヴェントリーの学校に在籍している15歳の難民の学生の写真である。
顔はモザイク処理されているが、頭を見ると・・・どうみても10代とは思えないハゲ上がり方をしているではないか。
こちらの写真は、この学校に通う女子学生が撮影したもので、チャットアプリSnapChatで友人グループ内で拡散されていたという。
その後、Facebookに投稿されたことで事態が学校側に認知されると、女子学生の母親は学校に呼び出され「いじめにつながる可能性があるのでやめさせるべき」と教師から告げられたという。
しかし、該当の写真をみた母親はこれに納得できなかった。英紙「The sun」のインタビューでは、このように述べている。
「これについて話し合いをする時、「子供たちを非難することはできないと思います。彼は明らかに40代ですよね」と学校側にいうと、彼らはうなづいて、「えぇ、私たちも少々懸念しておりましたが、彼からは11歳だと言われました」と話していました。
学校が娘を黙らせようとしていることに対し、少し怒りを感じて、「言論には自由がある。こうしたことはいじめだとは思わない」と言いました。
しかし、彼の年齢を疑うのは不適切だと学校側から言われてしまいました。」
また別の親も彼の年齢を疑っており、明らかに40歳にしか見えないと感じているという。
学生はアフリカ西部から移ってきた難民で、15歳であると主張しているが、出生証明書やパスポートを持たずにイギリスへ来たという。こうしたことから、父兄からは年齢を明確にしてほしいという声が上がっている。
これに対し、コヴェントリー市議会は声明を発表し、「新入生に必要なすべてのチェックは実施しました」と明かしている。通常は両親や出生証明書、パスポートで年齢確認をするが、学生が難民として一人で来る場合もまれにあるため、この限りではないとしている。
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また、2018年にも同様の事がサフォーク州でも起きている。
問題となったのは15歳として高校に入ったとあるイラン系移民の学生で、バレたのはクラスで「実は25歳」と話していたことで学生らを動揺させため。
これを聞いた保護者が学校に調査を依頼すると、確実に18歳以上であることがわかり、その後退学となったという。
参照元:Daily Mail、Facebook