ど根性ウミヘビが喉を突き破って・・・
自然界は弱肉強食。それゆえに、我々人間の想像を超える壮絶なシーンが捉えられることもある。
今回紹介する画像は、なんとサギの喉を突き破るウミヘビ。その衝撃的な絵面から、ネットでは大きく注目を浴びている。
A heron swallowed a snake eel whole. The eel then used its long sharp pointed tail (which it uses for digging) to burst its way out. An amateur photographer got a pick of the heron flying with the eel hanging out. Eagles and foxes were also involved. https://t.co/yMEVYuADKj
— Rainier Wolfcastle (@r_wolfcastle) November 11, 2020
この恐ろしい写真を撮ったのは、アメリカのアマチュア写真家、サム・デイビスさん(58)。
今年10月、メリーランド州にある自然保護区を訪れ写真を撮っていたところ、ウミヘビを首からぶらぶらとさせながら飛び続けているサギを激写したという。
当初、それを「ウミヘビがサギの喉に噛み付いているのでは」と考えていたそうだが、家に帰って写真を編集している時、それが違うことに気づいたという。そう、丸呑みにされたウミヘビが、サギの喉を突き破ってはみ出していたのである。
ウミヘビは、本来海の底の砂の中で暮らしているため、砂を掘るための鋭い尾をもっており、強い掘削力を持つ。しばしば大型の魚などにも捕食されるが、過去にもその体内を突き破って脱出している事例も確認されている。
鳥の薄い喉の壁を突き抜けるのは容易いことだろう。
写真を撮った時、周りにはワシ二匹とキツネがおり、サギを狙って追いかけていたという。
デイビスさんは写真について、「野生生物保護区でこんな光景を見たことはない。イカれてる写真だ」と明かしていた。
なお、ウミヘビが脱出できたかについてはわからないとのこと。
またサギについて、英紙「Daily mail」の取材に答えた専門家は、「サギがこれだけの大穴を開けて飛んでいることには驚いています。しかし、こんな怪我をして生きてはいけないだろう」と答えていた。
参照元:Daily Mail、Twitter