滑り止めとして撒かれた砂の中に・・・
ロシアでは寒さも深まり雪が降り始めている。その際、事故防止として滑り止めが撒かれることがあるというが、コスト削減のためにしばしば砂や土がかけられる。
そのせいか、ホラー映画顔負けの恐ろしい事態が発生しているらしい。
この映像が取られたのは、シベリア地方イルクーツクの路上。そこになんと、滑り止めに混ざって人骨や頭蓋骨が撒かれているのを住民が発見。
すぐさま通報を受け、駆けつけた警察が調査が開始。これを受け、地元の国会議員ニコライ・トルファノフ氏は「事前に伝えられた情報によると、高速道路の管理サービスは、墓地にほど近い場所から砂を採取していた」との声明を出した。
トルファノフ氏は続けて、この事件がどれほど恐ろしいものだったか想像に易いと語り、「法執行機関による調査ができるだけ迅速に行われることを願っている」と明かした。
この道の近くの墓地は1917年から1922年にかけて発生したロシア内戦の犠牲者が埋葬されており、住民の間では、この骨は赤軍兵士のものではないかとささやかれているという。また皮肉にも、この道は地元の英雄ティモフェイ・アリモフになぞらえ「パルチザン・アリモフ通り」と名付けられていた。
英雄の名前がつけられた通りに、骨が掘り返さればらまかれるなんて、なんとも不吉である・・・。
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