映画さながらの脱出劇
今年7月、ロシア・モスクワの法廷内にあるこちらの檻に収監されていたのはレオニード・グレイザー容疑者(18)。
2019年12月に21歳の姉をナイフで刺して殺害した罪で法廷に出席することになっていたというが、リポーターの「自分のやったことに罪の意識はありますか?」というインタビューに対し、「いいえ、ありません」と、少し微笑みながら答えているのが印象的だ。
グレイザー容疑者は檻の隙間に頭や足を突っ込み脱出を試みようとしているのだろうが、当然こんな隙間から逃げられるわけもない。警備員らもみな、そう思っていたはずだ。
だが、次の瞬間、グレイザー容疑者はとんでもない場所から脱出をはかるのである。
なんと檻の上にある天井を突き破り、そこから脱出しようとしたのだ。
これに気付いた警備員らは必死で足を掴み、応戦に駆けつけた警備員が電気ショッカーを足に当てると、ついにグレイザー容疑者は脱出を諦めて檻の中へ戻った。
この動画は1300万回以上再生されており「檻にも屋根は必要だよね」「まるでゾンビのような表情してる」「これぞウォッカの力だ」「大人気アディダスのパンツを取りに降りてきただけじゃない?」「こんな痛みに音を上げるなんてお姉さんの感じた痛みを想像しろ」などと様々なコメントが寄せられた。
檻の構造がどのようになっていたのか不明だが、いとも簡単に天井を突き破ることができたことに驚いた人は多かったに違いない。
参照元:YouTube