「衝撃」という言葉は安易に使われてしまいがちだが、筆者がここ数年でもトップクラスの衝撃を受けた動画があるので紹介したいと思う。
動画は2015年東南アジア競技大会の水泳の飛び込みでの映像だ。
飛び込みと言えば、ジャンプ台から華麗に飛び込み、空中でのアクロバティックなパフォーマンスから、いかに水しぶきを上げずに着水するかが競われる競技だ。
その競技で、なんとフィリピンの選手が2人連続で0点を叩き出すという前代未聞の珍事が発生したのだが、その映像が衝撃的にシュールなのだ!
早速みんなにもみてほしい。
水泳の飛び込みで2人連続0点を叩き出した衝撃の動画!
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いかがだろうか?
驚きと笑いが同時にこみ上げてくる、非常にシュールな動画だ。
着水の様子はもちろん、着水した瞬間の手前の審査員らしき人が水しぶきを嫌がる様子や、衝撃的な演技だったにもかかわらずジャグジーらしき場所でお互いの健闘を称えあう様子など、選手のお二人には申し訳ないが、この動画には見所が満載といわざるを得ない。
正直この動画は何回観ても衝撃が薄れない。まるで噛んでも味が無くならないガムのようである。
故意に失敗した可能性も、、!?
競技に失敗したのはフィリピンのジョン・エルメルソン・ファブリガ選手とジョン・デビッド・パホヨ選手。
実は国際大会の場で飛び込みで0点をマークするというのは史上初らしく、それが2人も連続したということで、フィリピン・スポーツ委員会は故意の可能性を疑い、自国の水泳協会に対して説明を求めたようだ。
これに対する水泳協会の回答によれば、フィリピンでは飛び込みの練習場が無いらしく、そういった現状を世界に知ってもらうべく、2人は大会への参加を決意したそうで、故意ではないとのこと。
そういう意味ではこれだけ衝撃的な映像が世界に広まったのは、一定の効果はあったかもしれない。
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そういう事情があるのなら笑ってはいけない気もするが、筆者がこの動画を初めて観た時は、とにかくびっくりしたのである。