飾られたクリスマスツリーがひでぇ!
アメリカ・ニューヨークにあるロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、毎年多くの観光客が一目見ようと訪れる冬の風物詩だ。
今年もツリーが運搬されてきたというが・・・何にせよ運搬直後のため、木は剪定前でボロボロ。
以前お伝えしたオハイオ州のクリスマスツリーと同様、悪い意味で話題になってしまったという。
こちらのツリーは、遠く離れたノルウェーから届いた、全長22.8メートル(75フィート)もの巨大なもみの木。11月16日月曜日に到着し、広場の中心地にたてられたが・・・そのひどい有様から、ネットでは大きく話題に。
ツイッターにて、「これが2020年の本当の姿だ…俺が自分で髪切った時のよう。」「ロックフェラーセンターのやばいツリーをみて笑いが止まらん」「素敵にしてあげて〜!」といったコメントがたくさん上がっていた。
そんな中、運搬されてきたクリスマスツリーに、可愛いお客さんが混ざりこんでしまっていたようだ。
なんと、フクロウの子供が!!これは北米原産のアメリカキンメフクロウという種で、運搬している最中に迷い込んでしまったと考えられている。
発見したのは木を運搬していたトラック運転手で、現場に到着した時に出会ったとのこと。運転手が妻に見せたところ、近隣のレイヴンズビアード野生生物センターに連絡をつけたという。
その後、職員によってこのキンメフクロウは無事保護された。
野生生物センターのフェイスブックによると、彼女は「ロックフェラー」と名付けられ、水や食事をしっかりとって数日で元気になったそう。
数日後、ロックフェラーは医師によって健康状態が確認された後、11月24日の夕方に自然に還されたという。
クリスマスツリーのズッコケたニュースから始まった今回の出来事だったが、センターのフェイスブックにはフクロウを助けるスタッフに感謝を示そうと、数多くの人から寄付が集まっていた。
参照元:Facebook [1]、[2]、Global News