【命懸け】ロシアの森で高さ8メートルの木の上でオンライン授業を受ける学生、その理由が衝撃的すぎた!

カルチャー

新型コロナの影響で、今なおオンライン授業が続いている学校は多いのではないだろうか。だが、オンライン授業も地域によってはなかなかスムーズにいかないということを知っておく必要があるのかもしれない。

木の上でオンライン授業を受ける理由

ロシアの首都モスクワから2000キロ以上離れたオムスク市在住のブロガー兼大学生アレクセイ・デュドラドヴさん(21)の通う大学ではオンライン授業がおこなわれているというのだが、毎日彼がオンライン授業を受ける場所がこちら。

自宅から少し歩いた森の中にある高さ8メートルの白樺の木の上である。彼がなぜこんな場所で授業を受けているのか、衝撃の理由が明かされ話題となっている。

アレクセイさんは自身のインスタグラムやTikTokにこの授業風景の様子を投稿するとともに、知事にこのように呼びかけた。

自宅のインターネット環境はオンライン授業を受けるには十分ではありません。一番ネット環境が良かったのがこの高い木の上だったのです。地方在住者はこのような生活を余儀なくされていることを知ってほしかったのです。そして解決策を願います。

そう、自宅では安定したネット環境が得られず、この白樺の木の上が最も電波が届きやすい場所だったというのである。

地方でネックとなるネット普及率問題

ロシアでは全土の約80%にネットが普及しているというが、もちろんそうでない地域もある。この現状を受け、知事はネットが普及していない地域の学生においては別で学習計画を準備すると話しているが、アレクセイさんはその対応には満足していないようだ。

極寒のロシアの屋外で、そして高さ8メートルの木の上で命懸けでオンライン授業を受けなければならないなんて過酷すぎるではないか。ネットが普及して誰しも簡単にオンライン授業へのアクセスがあると思いきや、全くそうではないのだ。学生らがみな平等の権利を得られるように、ここは政府の早急な対応が求められるところだろう。

参照元:ReutersTwitter

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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