彼氏・夫の趣味グッズ問題
「彼氏・夫が溜め込むものを捨てて家を綺麗にしたい」と考える女性と、「趣味のものに囲まれて暮らしたい」と考える男性。双方の溝は大きく、古今東西たくさんのトラブルが発生している。
だが、捨ててしまったものの価格が高いと、別れるどころか訴訟に発展することもあるという。
今回取り上げられているのは、台湾に住むアニメ好きのグループのフェイスブック投稿。内容は「彼女に鬼滅の刃のグッズを捨てられた」というもの。
男性は鬼滅の刃に登場する、主人公の妹である竈門禰豆子（かまどねずこ）の大ファンで、かねてよりフィギュアなどグッズを集めていたという。その額はなんと、36万円相当にも達したという。
そんな中、彼は実家に帰省するタイミングがあり何日か家を空けていたというが、その間に、なんと彼女がその全てのグッズを処分。ゴミ袋にいれ、地元の廃棄業者に持って行かせたのである。
男性が自宅に帰ってきた時の悲しさは想像に容易い。彼はゴミ処理業者に連絡して取り戻そうとしたというが、悲しいことに焼却処分されており、取り戻せなかったという。
なお男性によると、彼女はアニメ好きの趣味を以前より嫌っており、過去には見たかった映画に行くことすらできなかったという。
それについて、「彼女が韓国ドラマを見たり、アイドルを追いかけたりするのは気に留めていないのに、お互いの好みを尊重することもできないのか？僕が自分の趣味を隠したのは彼女に好いてもらうためだったけど、バカなことだった。」と明かして、彼女とはすぐに別れたという。
しかし、彼女からは「オタクはそんなゴミが好きなのか。馬鹿げてる。」とひどい追い討ちが。これを機に、男性はグッズの代金を弁償させようと、訴訟に踏み切ったという。
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人のものを勝手に処分するのは間違いなく許されないこと。だがコメント欄には、女性に共感する声も多かった。男性にとっては大切なグッズだが、彼女からしたら「そんなものに使うなら私・家族のために使って！」と思ってしまうことだろう。
ちなみに日本においては、器物損壊罪で刑事告訴することができる。有罪となった場合、三年以下の懲役または30万円以下の罰金となるという。もし”あなたが捨てたい側”の場合、慎重になった方がいいだろう。
