【スキャンダル】同性愛者の乱交パーティーで同性婚反対派の議員が逮捕され辞任

事件

同性愛に反対していたはずが・・・

ブリュッセルは10月30日から12月13日にかけロックダウンが行われており、屋外で人と合う場合は4人までに制限されている。

ところが11月27日金曜日、ブリュッセル中心部にあるゲイバーにて同性愛者向けの乱交パーティが行われていることが発覚し、警察が捜査に入った。

逮捕されたのは25名。そのほとんどは男性で、現場では麻薬も押収。当然ながら、全員にコロナウイルス規制違反で罰金が課せられた。

そんな中、なんとそこに、数名の外交官と欧州議会議員が発見されたという。

欧州議会議員は当時逃走を図り、雨樋から脱出した為に手が血だらけに。持っていたリュックからはエクスタシーが発見されたが、「自分のものではない」と容疑を否定した。

その場で身分証を見せなかった為、警察が自宅に連れて行ったところ、提示された外交パスポートからハンガリーの国会議員で、かつ欧州議会議員であるヨセフ・シャイアー氏であることが判明。

ヨセフ・シャイアー氏は保守派政党「フィデス=ハンガリー市民同盟党」の創設者で、2014年からは欧州議会の院内総務兼副議長を務めていた。

2010年には妊娠中絶を禁止する法案を提出したほか、同性結婚を強く反対しており、結婚の定義を男性と女性の間のものであることを強調していた。

この騒動があった3日後の12月1日火曜日、シャイアー氏は声明を発表。

例のパーティに参加したことを認めた上で、「集会のルールを破ったことをお詫びします。これは無責任さによって発生したことで、私はそれに伴う制裁を受けます。」といい、辞任を表明した。

フィデス=ハンガリー市民同盟党のマジャール・ネムゼット議員は「彼の30年の仕事を忘れたわけではないが、彼の行動は受け入れがたく、擁護することはできない。」と批判。また、同性婚の承認を目指す左派政党からは、「偽善だ」と厳しい声が上がっていた。

 

参照元:Wikipedia、Brussels Times [1][2]Youtube

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