【親子の絆】息子が大人になったら酒を酌み交わしたい!亡き父から21歳になった息子へのサプライズとは?

カルチャー

6年前に亡くなったお父さんが21歳になった息子に・・・

「大人になったら我が子と酒を酌み交わしたい・・・」、そう考える親は多いだろう。しかし今回のアメリカ人のお父さんは、子供が成人する前に寿命を迎えてしまったという。

でも、どうしても一杯をおごってあげたい。そう考えた生前のお父さんに、あるアイデアがひらめいた。

それは家族の絆をより深める考えだったようだ。

今は亡きお父さんからサプライズを受けたのは、先日12月6日に21歳になったマット・グッドマンさん。アメリカでは21歳の誕生日から飲酒が解禁されるため、この日はお祝いのためにバーへ来たようだ。

その際、妹さんから突然封筒を渡された。中にはいっていたのは、10ドル札(約1000円)と、バーでバイトをしていた頃のお父さんの写真。

それは、6年前に他界したお父さんが残した誕生日プレゼントだったのだ。

妹のケーシーさんによると、お父さんは亡くなる前、マットさんが21歳になった時に渡すよう彼女に託していたという。

そう説明されたマットさんは強く心動かされ、つい涙ぐんでしまったそう。彼はこの瞬間をツイッターでつぶやくと、多くの人が感銘を受け拡散。そして、マットさんに誕生日を祝うリプライがあふれた。

「ただただ泣いちゃった。お誕生日おめでとう!!」「お互いのためにやってあげる些細なことこそ、一番大きなインパクトになるんですよね。すごいクールなお父さんだったんだろうなあ」「素晴らしい。こんな素敵なことがまだあるんだとわかって嬉しいよ・・・」といったコメントが寄せられていた。

また、バドワイザーを人生最初に飲んだことから、バドワイザー本社の耳にもこの一件が届き、マットさんのもとに記念品が送られてきたという。

その後、地元メディア「CBS」の取材に応じた妹のケーシーさんは、「何年もお金のことを隠しておくのは大変だったけど、それだけの価値がありました」と答えていた。

お父さんはマットさんととても仲が良く、一緒に釣りに行ったり、バイクに乗って遊びに行ったりと、まるで親友のようだったという。

兄と私の父はとても親密でしたから、彼の人生の記念となる日に父がいないということは、とてもつらかったと思います。

お父さんはガンと診断され、マットさんが15歳の頃に他界してしまった。お父さんは、どれだけ無念だったのだろうか、、、

マットさんはビールを楽しんだ後、残ったお金はガン基金に寄付すると明かしていた。

お父さんとマットさんだけではなく、妹さんとの絆も深まった今回の出来事。きっとお父さんも天国から「誕生日おめでとう!」とお祝いしていることだろう。

 

参照元:The sunTwitter

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